プレミアリーグ第28節延期分が4日に行われ、ブライトンとマンチェスター・Uが対戦した。
現地時間4月28日に行われた第34節ではウルヴァーハンプトン(ウルブス)に6-0で大勝し、公式戦3試合ぶりの白星を手にしたブライトン。現在は8位に付けているものの、3試合消化の多い5位リヴァプールとのポイント差は「7」となっており、来シーズンのヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得も十分射程圏内だ。今節はホームで連勝を飾り、さらなる上位進出へ勢いに乗りたいところ。2試合ぶりの先発となった三笘薫の活躍にも期待がかかる。
対するマンチェスター・Uは前節アストン・ヴィラに完封勝利を収め、リーグ戦2試合ぶりの白星。現在は勝ち点「63」で4位につけている。1試合消化の多い3位ニューカッスルとはわずかに「2」ポイント差で、この試合に勝利すれば3位に浮上することとなる。現地時間23日に行われたFAカップ準決勝でPK戦の末に勝利を収めたブライトン相手に、再び白星を掴み取ることはできるだろうか。
最初の決定機は2分のマンチェスター・U。敵陣内でブライトンのビルドアップを引っ掛けると、ブルーノ・フェルナンデスが相手DFラインの背後にスルーパス。右から斜めに走り込んだアントニーがシュートを放ったが、ボールは惜しくも枠の右へ。直後には三笘に決定機が到来。ヴィクトル・リンデロフの横パスをカットし、そのままボックス内に侵入。しかし、シュートは距離を詰めたGKダビド・デ・ヘアの好守に阻まれた。
拮抗した展開が続く中、13分には再び三笘にチャンス。敵陣左サイドの深い位置でボールを受けると、カットインでボックス内へ侵入。そのまま右足でグラウンダーのシュートを放ったが、枠を捉えることは出来ず。対するマンチェスター・Uは20分、斜めのランニングで縦パスを引き出したアントニー・マルシャルがボックス内からアントニーにパス。しかし、アントニーの左足のシュートは枠の左へ外れた。
その後、ブライトンはボール保持率で上回るものの、より多くのシュートチャンスを作ったのはマンチェスター・U。28分にはマーカス・ラッシュフォードがボックス内左に侵入し左足を強振。直後にはCKのサインプレーからアントニーがシュートを放つも、いずれもGKジェイソン・スティールが好セーブ。ブライトンは37分にフリオ・エンシソにチャンスが訪れるも、ボックス手前からのシュートは枠の左へ外れた。互いにチャンスを作り合ったものの、先制点は生まれず、前半はスコアレスで終了した。
後半はホームの声援を受けるブライトンが攻勢を強める。後方からのビルドアップや即時奪回からのショートカウンターでチャンスを作り、アレクシス・マック・アリスターや三笘、モイセス・カイセドらがボックス内でシュートを放つも、いずれも得点には至らず。対するマンチェスター・Uはなかなかボールの奪い所が定まらず、劣勢の時間帯が続く。67分にはB・フェルナンデスにチャンスが訪れたが、シュートはGKスティールが横っ飛びで防いだ。
その後、試合は激しい接触プレーが多発し、イエローカードが相次ぐ展開に。ボール保持率で上回るブライトンは左サイドの三笘や途中出場のソリー・マーチらを起点にマンチェスター・Uゴールに迫っていくが、ラストパスやフィニッシュの精度を欠き、ゴールを奪うことが出来ず。マンチェスター・Uはジェイドン・サンチョやマルセル・サビツァー、ヴァウト・ヴェグホルストを投入し、状況の打開を図る。
90分にはマーチの突破でチャンスを作ると、最後はマック・アリスターがボックス手前から右足を振り抜く。しかし、枠を捉えたシュートはGKデ・ヘアの好セーブに阻まれた。このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム、ブライトンは右CKを得ると、競り合ったルーク・ショーが痛恨のハンド。オンフィールドレビューの結果、ブライトンにPKが与えられた。これをマック・アリスターが冷静に沈め、ブライトンが土壇場で先制した。
試合はこのまま1-0で終了し、ブライトンがリーグ戦連勝を飾った。次節、ブライトンは8日にホームでエヴァートンと、マンチェスター・Uは7日にアウェイでウェストハムと対戦する。
【得点者】
1-0 90+9分 アレクシス・マック・アリスター(PK/ブライトン)
2023-05-04 21:01:50Z
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