プロ野球史上16人目の完全試合を10日に達成したロッテの佐々木朗希投手(20)が17日、千葉・ZOZOマリンスタジアムで行われた日本ハム戦に先発し、一人の走者も出さない好投を続けながら八回限りで降板。2試合連続の完全試合はならなかった。
元プロ野球・横浜(現DeNA)監督の権藤博さん(83)は完全投球を継続しながら佐々木朗を8イニングで降板させた決断を「立派なことだと思う」と評した。
権藤さんはその理由として、近年の野球は投手の球速が上がっていることで、体への負荷も増えていると指摘。佐々木朗も160キロ前後の豪速球を軸に投球を組み立てるだけに、「これだけスピードが出るようになれば、人間の体も壊れやすくなる。将来を考え、トラブルを防ぐために大事な使い方をしたことは素晴らしい」と語った。
また、投手に求められる理想形も、従来の先発完投から変化しつつあるとして「今は完全試合や無安打無得点試合も複数投手でやる時代。きちんと体への負担など根拠を基に球数を割り出してやっている。時代が変わってきている」と理解を示した。【角田直哉】
2022-04-17 13:19:37Z
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