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Monday, April 18, 2022

【電撃シンクロ日記#24】道中の会話でも悩む選択肢ってありますよね? 小さな選択にも感じる悲喜こもごも - 電撃オンライン

 セガのiOS/Android用RPG『シン・クロニクル(シンクロ)』のプレイ日記をお届けします。

 各章のクライマックスにある運命の選択が、物語のドラマ性と相まって心を揺さぶり、どちらを選ぶか非常に悩んでしまう『シンクロ』。筆者も例にもれず、第1章・第2章ともに選択の前後でいろいろと考えましたね……。第1章に関しては感想を書いているので、よろしければご覧ください。

 ただ、道中の何気ない会話においても、意外と悩む場面は多いのではないでしょうか。その心を知ってか、序章でミュトスが言ってましたよね。「さっき相棒はなにを言うべきか深く考えて、言葉を選んでいたように見える」と。

 そこで本記事では、筆者がプレイ中、道中の会話で意外と迷った選択肢をいくつか紹介したいと思います。皆さんも思い当たる選択肢などあれば、“物語の記録”メニューで思い出を振り返ってみてはどうでしょう。

  • ▲物語の記録でエピソードを再生すると、選択肢では、自分がプレイ時に選んだものに既読マークが付きます。

褒めるべきはセラかクロエか……

 最初に挙げるのは、序章において、セラとクロエのどちらを褒めるかという選択肢です。(序章 メインストーリー 死を乗り越える力・2より)

 奈落外辺の探査を始めた折、反発心を隠す素振りもなく、歯に衣着せぬ物言いや癖のある言動で隊の和を乱していたリオンとビスケ。

 筆者としてはあの頃の会話は、何かこう、学級委員長セラと明るい転校生クロエ、クラスの問題児であるリオンとビスケが会話してるような妄想を思い浮かべてしまいましたが。シンクロ学園、いつか作ってくれないかなぁ!

 ……と脱線が過ぎたので話を戻すと、そんな2人も、皆と共に命を賭けて戦い、互いの言葉をさらに重ねる中で、わずかながらに心を開くようになってきましたよね。

 上に挙げた選択肢は、食料調達におけるやり取りでリオンとビスケの変化を感じ取った主人公が、隊のため協力を惜しまなかったセラとクロエにねぎらいの言葉をかけようとして発生します。

 まあ、悩みますよね。だってセラもクロエも頑張ってくれたし!

 行いで差を付けるのは難しいので、もうセラとクロエのどちらが好きかって話ですよ。声優さんで選ぼうにも、2人とも悠木碧さんですから。というかヒロインたちの会話は、本当に演じ分けが感動しますよね。

 ちなみに筆者はセラを選びました。明るく純粋なクロエもいいですが、ヒロインは昔からクールなキャラを選んでしまうんですよね……。もはやアビリティみたいなものですが、ジェムを用意したところで、リセットする術はありません。

  • ▲クールとかわいいのギャップ。いいですよね!

 とはいえ二次元的なキャラクター性だけでなく、セラの人間性に目を向けても、エゴを押し殺して、使命に忠実であろうとする性格は真面目で魅力的です。

 ですがそんなセラだからこそ、いつの日か胸の奥底に押し込めた想いがあふれ出し、彼女が感情をさらけ出す瞬間もドラマとして見られるのではないか、という期待もしてしまいます。って、何だかセラ好きがこじれて妄想を爆発させていますが……ギャップ萌えは正義!

  • ▲クールをいじられ、ジト目になるセラ。これもまたギャップ萌えですな。

助けるのは大事な人かそれとも……

 2つ目に挙げる選択肢は、第1章のキャンプでアンネを選んで話しかけた際、2度目の会話で聞かれる“大事な人と○○どちらを助けるか”という問いです。(第1界層 旅路の物語 アンネ 夜更けの質問より)

 かつてアンネの住んでいた村が黒の軍勢に襲われた際、彼女の母親が命懸けで村を守り、結果としてアンネは母を亡くしました。選択肢はその悲しい過去に由来する内容です。

 ここのシーン、アンネは具体的なことは余り語らないのですが、ものすごく想像が広がるセリフで、会話を通じて彼女の母に対する想いの片鱗をうかがい知ることができます。

 このような感情を抑え込む“溜め”の描写があるからこそ、後々、感情を爆発させるメインシナリオでのシーンで、ドラマが一層引き立つ。そんな風に感じられました。

 なお、大事な人とどちらを助けるかという選択肢は二段構えで、1問目は道徳に従って素直に選んだら、今度は道徳では答えを出せない難しい質問が続くという。あの時は真面目に考えて、一瞬、プレイする手が止まったのを覚えています。

 とても心に刺さり、そして心に残る選択肢でした……。悩んで答えを出したからこそアンネの気持ちにより感情移入ができ、ストーリーを体験するうえで、とても効果的な選択肢だったと思います。やはり『シンクロ』は物語がいいですよね。

「もっとやれ、マーヤ」

 最後に挙げる選択肢は、第1章のキャンプでマーヤに話しかけると2つ目のエピソードで発生する、マーヤがセラにちょっかいを出している時の受け答えです。(第1界層 絆の物語 マーヤ 戦闘民族・2より)

 戦いでセラの腕前を見たマーヤが、彼女が実力を隠しているのでは、と疑って身体を触り始める……という話の流れで、「ひゃんっ!?」というセラの悲鳴がとってもかわいい! 絆の物語はボイス付きですからね!!

 あー、ごほん。女子のたわむれならぬ、マーヤがセラの身体を調べようと迫るうち、彼女の戦闘民族の本能がエスカレートして殴り合いに発展します。その瞬間、セラに助けを求められて発生する選択肢です。

 イヤー、ホントウニ、ナヤミマシタヨネ。理性との戦いは決着がつかず一晩中悩んだかな~という妄想を一瞬だけして、すぐ「もっとやれ、マーヤ」のほうを選びました。筆者の理性はHP1くらいのようです。

  • ▲続くエピソードで、似た状況での選択肢でマーヤを応援すると、この満面の笑み。
  • ▲とはいえ、悪ノリが過ぎると痛い目にあうかもしれないですね。

『シンクロ』企画記事


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