[4.17 J1第9節 鹿島0-0名古屋 カシマ]
後半アディショナルタイム5分、鹿島アントラーズの唯一の枠内シュートは名古屋グランパスGKランゲラックのビッグセーブに阻まれた。今季初ゴールを逃したMF松村優太は試合後、「こういう拮抗した決定機の少ない試合では、決め切れないと難しい展開になる。ああいうところで決めて勝ってきたのが鹿島。決め切らないといけない」と唇をかんだ。
松村は第5節の湘南戦(○2-1)以降、5試合連続で途中出場。ところが、投入された状況はこれまでと違っていた。
直近4試合はいずれも約15分から30分間のプレータイムを与えられていたものの、この日は後半アディショナルタイムからの投入。「今までは長い時間使ってもらっていたけど、今日は短かったので悔しさはあった。だからこそ何かを残してやろうという気持ちがあった」と闘志を燃やしていた。
すると約4分後、攻守の切り替えからビッグチャンスを導いた。DF安西幸輝のボール奪取を起点にドリブル突破を始めると、細かいタッチでカットイン。テンポを変えて持ち出したタイミングで、ペナルティエリア外から右足を振り抜いた。しかし、ゴール右隅を狙ったボールはランゲラックがスーパーセーブ。鹿島にとって、この試合最初で最後の枠内シュートは不発に終わった。
松村にとっては今季初ゴールを相手の好手に阻まれた形。「独特のリズムでタイミングをずらして打ったのでいけるかなと思ったけど、もう少し外から巻いたら入っていたのかなと思う」。そう反省点を述べた21歳は「決定機といえばあれくらいだったし、それまでシュートが飛んできていたわけではなかったけど、ランゲラック選手はああいう一本飛んできたのを止めてくるGK。これから長いサッカー人生を続けていくためには、それを超えていかないといけない」と前を見据えた。
その一方、これまで右サイドでの起用が続いていた中、レネ・ヴァイラー監督の下で試されている左サイド起用で見せ場を作れたのは一つの収穫となった。「決めていれば最高だったけど、普段右でやっている中で今日は左で出て、両方できるというのをレネさんにもわかってもらえたと思う。そこは一つプラスだった」。パリ五輪行きを見据えても結果が欲しい立場。「自分の良さを自分で信じてやっていかないといけないし、右でも左でもできる強みを出しながら、他の選手にはないスピードを活かしながら結果を残していきたい」と力を込めた。
(取材・文 竹内達也)
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2022-04-17 10:31:00Z
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