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Sunday, April 19, 2020

フェアトレードで選択肢提供 静岡の今井さん - 中日新聞

◆開店10年、途上国支援

フェアトレードで仕入れたストールを持つ今井奈保子さん=静岡市葵区の「Teebom」で

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 発展途上国の製品を適正な価格で購入する「フェアトレード」で仕入れた食品、雑貨を販売する専門店・Teebom(テーボム、静岡市葵区鷹匠)の店主、今井奈保子さん(54)は二十七歳の時に青年海外協力隊としてスリランカに渡った。布製品を作って売る村人が階級や出自で差別に遭うのを目にした。

 人種や育った環境ではなく、仕事の成果で評価される社会になってほしいと考えた先にフェアトレードがあった。豪シドニー大修士課程に入学し、フェアトレードを本格的に学んだ。

 「フェアトレードの商品は高額」と敬遠されることもあるが、今井さんは「価格やブランドで購入を決める人もいるが、質や製造過程まで思いをはせて買い物をする選択肢があってもよいのでは」と話す。

 開店から十年。常連客もできた。理想は、買いたたきをなくし、フェアトレードが当たり前の社会にすること。「自分の役割は『もう一つの選択肢』を提供していくこと」と話した。 

(保坂千裕)

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