日本サッカー協会は22日、パリ五輪に向けたスペイン遠征に臨む女子日本代表「なでしこジャパン」の22人を選出した。31日と6月3日にスペインで、五輪に出場するニュージーランド代表と対戦する。
パリ五輪代表18人を巡るサバイバルが最終章を迎える。五輪代表発表前では最後となる国際試合に向けて招集した選手22人に目新しさはない。池田監督は「所属クラブで成長もしている。1人1人の持っているポテンシャルをみたい」と目を光らせる。
昨年以降のワールドカップや五輪アジア予選から、顔ぶれは大きく変わっていない。若手が短期間に目覚ましい成長をみせ、中堅が海外挑戦などを経て一皮むけることは珍しくない。指揮官は先入観にとらわれることなく、選手の力量を見極めるつもりでいる。
パリ五輪のシミュレーションも兼ねる。開催地はフランスに隣接するスペインで、日本と異なる欧州特有の強い日差しや乾燥した気候を体感できる。欧州組が急増したといっても貴重な機会で、日本サッカー協会の佐々木則夫女子委員長は「雰囲気を感じられる」と狙いを挙げた。
ニュージーランドは大柄で強く、速い選手をそろえ、ロングボール主体の戦いをしてくることが予想される。なでしこが苦手とするスタイルで五輪を想定した相手として悪くない。池田監督は「限られた時間を大切に強化したい」と力を込めた。(奥山次郎)
2024-05-22 06:07:54Z
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