前日に続いて2日連続での取材対応となった大谷翔平選手。
記念の176号は8試合ぶりのホームランとなり、負ければ勝ち越しが無くなる1戦での貴重な先制ホームランとなりました。
連敗を3で止めたチームの雰囲気を表すように、取材中には何度も笑顔を見せて質問に答えました。
<アメリカメディア>
Q.松井秀喜さんの記録を抜いて?
A.素直にうれしいですし、ちょっと前回のホームランから(時間が)かかってはいるので。
早く打ちたいなとは思いつつ、きょう打てたのでまず。
安心と喜びがあるかなと思います。
Q.ボールはもらった?
A.いや、わかんないです。
ぼくは今ゲームをしていたので、わかんないです(笑)。
Q.大リーグに来てこの記録が1つの目標でもあった?
A.最近になってどのくらい松井さんが実際に打っていたのか知ったので、はじめからという訳ではなかったですけど。
知ってからは目標にしてましたし、早く打ちたいなと思っていました。
Q.次の目標は松井さんのようにプレーオフで活躍すること?
A.そうですね、その前に監督の記録を抜きたいなと思います(笑)。
フフフ。
※一口メモ※
ドジャースの日本生まれの選手の通算ホームラン記録はロバーツ監督の7本(大リーグ通算では23本)。
ロバーツ監督は母親が日本人で沖縄生まれ。
<日本メディア>
Q.175号の時に「日本の野球界にとって大きい」と言った真意は?
A.やっぱりこう、長打を持ち味にして打っていくスタイルというのは、やっぱりサイズがないとなかなか難しいことではあるので。
そういう意味では幅が広がるのかなというか、バッティング自体の目標の幅自体が広がっていくのかなと思います。
Q.今後は追いかけられる側に?
A.個人的にはもっともっとたくさん打つつもりでいるので。
それは全部終わった後に考えればいいのかなと思います。
Q.自分の希望として記念のボールは手元に置いておきたい?
A.んー、どうなんですかね。
あんまり…。
この間もいただけるという話だったのでもらったんですけど、ちょっと食い違いがあったらしいので。
今回はちょっとわかんないですけど。
まあ、話を聞いてみてかなと思います。
Q.試合前の調整で今シーズンはグラウンドでダッシュをしていないが?
A.中では走ってます。
ただ単に直線を走るスペースがドジャースにあるので、中に。
なのでそこで走って試合に臨んでます。
Q.子どもの頃の(ヤンキースの)ピンストライプの(ユニフォームの)イメージ。
松井さんが出ていたワールドシリーズはどこで見ていた?
A.ワールドシリーズをリアルタイムで見ていたかどうかは記憶にはないですけど。
もちろんピンストライプのユニフォーム、僕は巨人よりも、ジャイアンツよりもヤンキースのイメージの方が強いので。
そっちの方のイメージがメインかなと思いますけど。
Q.大谷選手にとってホームランを打つことの位置づけは?
A.ホームランだけをもちろんねらっているわけではないですし。
バッティング自体は可能性を広げていく作業だと思っているので。
その中でフォアボールもあるし、単打もあるし二塁打もあるし、ホームランもあるしということだと思っているので。
その可能性を広げる中で、ホームランがあるかないかは相手にかかるプレッシャーももちろん違いますし。
来るボール自体にも多少影響はするので、そういう意味では大事。
自分の長所でもあるので。
大事にはしていきたいなと思います。
Q.打席の時にボールを入れ替えられていたが、打つバッターからしたらどういう感じ?プレッシャーもかかる?
A.まあ早く打ちたいなとはもちろん思ってましたし、なんか申し訳ないなというか、間延びもするので。
ピッチャーもそうですけどキャッチャーもそうですし、アンパイアもわざわざ変えないといけないので。
そこら辺は早く打って、普通のリズムでやりたいなというか、したいなと思ってました。
Q.連敗も止まったが?
A.打線もすばらしかったですけど、やっぱりグラスナウ投手がああいうすばらしいピッチングをすることで流れが来ていると思うので。
きょうはやっぱりそこに尽きるかなと思いますね。
Q.松井さんは常に優勝のプレッシャーがある中でやってきた。
エンジェルス時代はなかなか経験できなかったが、これからドジャースでプレッシャーのある中でどうやっていく?
A.んー。
どうなんですかね。
僕はもちろんエンジェルスに所属していて、エンジェルスの球団というのももちろん好きですし。
ファンの人ももちろん大好きですし。
んー、なんて言うのかな。
別にプレッシャーがかからないという訳でももちろんないと思ってるし、それはエンジェルスに対して失礼になるんじゃないかと思ってるので。
まあ、そこはそこ。
ここはここで。
プレッシャーかかる、かからないという訳じゃなくて1打席1打席が大事かなと思ってますね。
Q.ダイヤモンドを1周している間はどんなことを考えていた?
A.まあ先制点だなという(笑)。
その時はあんまり、そういうことは忘れていたので。
先制点を取れていいバッティングかなと思ってました。
※ドジャースのホワン広報から日本語で「最後の質問です」とアナウンスがありクスッと笑う。
Q.まだまだ通過点だと思うが、きょうの1本は自分の中でどんな意味を持つ?
A.個人的には特別な1本でしたけど、これからシーズンはどんどん続いていくので。
あしたはオフですけど、ロードに行ってゲームは続いていくので。
早く切り替えて次に臨みたいなと思います。
2024-04-22 04:01:15Z
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