タイで開かれている陸上のアジア選手権の女子走り幅跳びで、27歳の秦澄美鈴選手が6メートル97センチの日本新記録をマークして優勝しました。
バンコクで開かれている陸上のアジア選手権は来年のパリオリンピック出場に向けたポイントを獲得できるため、アジアからトップ選手が出場し5日間の日程で開かれています。
大会3日目の14日は、女子走り幅跳びや男子100メートルの決勝が行われました。
このうち、女子走り幅跳びの決勝では、日本選手権3連覇中の秦選手が、4回目の跳躍で6メートル74センチの好記録をマークしてトップに立つと、最後の6回目で追い風0.5メートルの中、6メートル97センチの日本新記録をマークして、優勝しました。
秦選手は、2006年に池田久美子さんがマークした6メートル86センチの日本記録を17年ぶりに11センチ更新し、8月の世界選手権と来年のパリオリンピックの参加標準記録をいずれも突破しました。
一方、男子100メートルでは準決勝で全体トップの10秒14のタイムで決勝に進んだ19歳の大学生、※柳田大輝選手が無風の中、10秒02の自己ベストをマークして優勝しました。
ことしの日本選手権を制した坂井隆一郎選手は、10秒26で6位でした。
※柳は真ん中が夕
2023-07-14 13:48:01Z
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