UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は19日、準々決勝第2戦を行った。バイエルン(ドイツ)とマンチェスター・シティ(イングランド)の一戦は1-1のドロー決着。2試合合計4-1としたマンチェスター・Cが3シーズン連続の準決勝進出を決めた。
11日にマンチェスター・Cのホームで行われた第1戦は、MFロドリ、MFベルナルド・シウバ、FWアーリング・ハーランドの得点でマンチェスター・Cが3-0の勝利。バイエルンが準決勝へと駒を進めるには、最低でも3点が必要な状況で第2戦を迎えた。
前半16分にゴールに迫ったのはホームのバイエルン。カウンターを発動させると、MFジャマル・ムシアラの鮮やかなスルーパスからPA内に持ち込んだFWレロイ・サネが狙うも、シュートはゴール右に外れてしまった。
前半18分にはスルーパスから抜け出そうとしたハーランドをファウルで止めたDFダヨ・ウパメカノにレッドカードが提示される。バイエルンが数的不利に陥るかと思われたが、その前にオフサイドがあったとして取り消しとなった。
バイエルンが攻勢をかけながらもマンチェスター・Cが得点を許さずに試合を進めると、前半34分、MFイルカイ・ギュンドアンが放ったシュートがPA内のウパメカノの手に触れたとして、マンチェスター・CにPKが与えられる。しかし、ハーランドが蹴り出したシュートは大きく枠上に外してしまった。
スコアレスのまま前半を折り返すと、後半9分にマンチェスター・Cに好機。カウンターからMFケビン・デ・ブライネ、MFジャック・グリーリッシュとつないだボールから、PA内に走り込んだハーランドが左足シュートを放つが、GKヤン・ゾマーの守備範囲に飛んでしまう。
しかし、後半12分、またもやカウンターを仕掛け、デ・ブライネのパスを前線でハーランドが受ける。対峙したウパメカノが足を滑らせると、フリーでPA内に持ち込んだハーランドが左足のシュートできっちりネットを揺らし、マンチェスター・Cが先制に成功した。
2試合合計4-0となり、マンチェスター・Cがリードを広げると、後半19分にバイエルンベンチが動き、FWサディオ・マネとDFアルフォンソ・デイビスを投入。さらに同26分にはFWマティス・テルとFWトーマス・ミュラーをピッチへと送り込み、状況を打開しようと試みる。
バイエルンは後半38分にMFヨシュア・キミッヒのPKで1点を返すも反撃はここまで。第2戦は1-1の引き分けに終わった。
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2023-04-19 21:00:00Z
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