将棋の加藤桃子女流三段(26)が里見香奈清麗(29)=女流名人、女流王位、女流王将、倉敷藤花=に挑戦した第3期清麗戦五番勝負の最終第5局が17日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、後手の加藤女流三段が134手で勝ち、シリーズ3勝2敗で清麗のタイトルを奪取した。
タイトル通算9期目の加藤女流三段は清麗を初獲得。2018年5月のマイナビ女子オープンで西山朋佳白玲(26)=女王、女流王座=に敗れて女王を失って以来、3年ぶりのタイトル復位、4年ぶりのタイトル獲得となった。過去8期は全て奨励会員時代の獲得で、2019年4月の女流棋士転向後初のタイトルとなった。
3連覇を目指した里見清麗は女流四冠に後退した。
挑戦者が開幕2連勝した後、清麗が2連勝。最終局で後手の加藤女流三段は里見清麗の中飛車を攻略し、大きな意味を持つ1勝を挙げた。
女流8大タイトルは里見が四冠、西山が三冠、そして加藤が一冠を分け合う構図になった。
局後の加藤新清麗は「女流棋士になってからタイトルを獲りたいと思っていたので、叶ってうれしい気持ちと五番勝負全てを戦って勝ち切れたことは自分にとって大きな自信になりました」と振り返り「お二方(里見、西山)には及ばないと思いますが、私も一生懸命頑張って追いつけるようにしたいです」と誓っていた。
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