厚生労働省が13日、ツイッターで「生活保護の申請は国民の権利」と呼び掛けた。メンタリストのDaiGo氏が動画投稿サイト「ユーチューブ」で、ホームレスの人や生活保護受給者を差別する動画を載せ、批判を集めていることを受けた対応とみられる。
厚労省は13日午後0時48分の投稿で「【生活保護を申請したい方へ】生活保護の申請は国民の権利です。生活保護を必要とする可能性はどなたにもあるものですので、ためらわずにご相談ください」とし、自治体の福祉事務所に連絡するよう呼び掛けた。DaiGo氏は7日にユーチューブでライブ配信された動画で、生活保護受給者に対して「生活保護の人に食わせる金があるんだったら猫を救ってほしい」「生活保護の人が生きてても僕は別に得しない。猫は生きてれば僕は癒やされる」などと語っていた。
厚労省の投稿に対し「このタイミングでの発信。大切だ」との評価が多数上がったほか、「メンタリストの尻拭い」との反応もあった。【酒井雅浩】
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