鬼原民幸
前埼玉県知事で無所属の上田清司参院議員(73)が新党結成を模索していることがわかった。11日、国会内で無所属の衆院議員4人と会合を開いた。次期衆院選に向けて自治体の首長経験者らが加わる構想を描く。ただ、会合に参加した議員からは慎重な意見もあり、実現は不透明だ。
上田氏は衆院議員から知事に転じて4期16年務めた後、2019年10月の参院埼玉選挙区補選で国政に復帰した。昨年9月の立憲民主党と国民民主党との合流ではいずれの政党にも加わらず、現在は無所属のまま国民民主党との共同会派に所属している。
11日の会合には、いずれも先の衆院選で小池百合子東京都知事が結成した「希望の党」から出馬し、現在無所属の笠浩史、吉良州司、柿沢未途、井上一徳の4氏が出席した。
出席者によると、上田氏が首長経験者を前面に出した構想を示し、別の出席者も「自民党も野党にも投票したくないという人の受け皿になる政党をつくるべきだ」と訴えた。「ゼロからの新党結成は簡単でない」などと慎重論もあった。
終了後、上田氏は朝日新聞の取材に「東京都議選の結果をみても、有権者の新たな選択肢が必要だ」と語った。(鬼原民幸)
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