誰がナンバー2の役割を務めるのか? どうやらクオーターバック(QB)ガードナー・ミンシューにその気はないようだ。ジャクソンビル・ジャガーズで“ミンシューマニア”を展開した口ひげがトレードマークのQBは、来るシーズンでナンバー2になる気はない。たとえ、ジャガーズが2021年NFLドラフトの全体1位でQBを指名していたとしてもだ。
少なくとも、それがポッドキャスト『The Green Light(グリーン・ライト)』で型破りながらもミンシューらしいやり方で発したメッセージだった。
ドブ・クレイマンによれば、ミンシューは「戦いへの準備で、俺はこの数週間(規制による削除)してない。ナンバー2は俺の選択肢じゃないからな。ナンバー2は選択肢じゃない」と語ったという。
現実的に言って、全体1位指名選手であるクレムソン大学出身のトレバー・ローレンスは、大学に在籍していた昨年の段階から1勝15敗のジャガーズでナンバー1QBになると見られていた。
一方のミンシューは当時、ジャガーズでの2年目を送っていた。初年度には負傷したニック・フォールズのリリーフとして試合に出場し、ジャガーズファンを驚かせてミンシューマニアが誕生している。しかしながら、この年は復帰したフォールズに先発の役割が戻り、マイク・グレノンやジェイク・ルートンとスターターの機会を分け合った2020年にミンシューが先発したのは8試合だった。
近年のジャガーズが苦戦していたにもかかわらず、ミンシューは堅実な数字を挙げていた。周囲にいたメンバーや、まだNFLでの最初の2年だったことを考慮すれば特にそう言える。ジャガーズでの2年間に出場した23試合で、ミンシューはパス成功率62.9%、試合平均240.4ヤード、タッチダウン37回、インターセプト11回を記録した。
クオーターバック(QB)にとって他の何にも劣らないくらい重要な特性は自信であり、ローレンスの指名を受けてもミンシューはそれにあふれている。
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