--個人の知識や経験をオンライン上で売買するサービスを手がけている
「非対面のサービスということで、出品者や販売するサービスの内容を細かく紹介することで、安心して利用してもらえるように気をつけている。新型コロナウイルス禍で副業を考える人の利用も増えている。特定のジャンルに偏らず、全方位的なジャンルをそろえることで売り上げ減少のリスクを回避している」
--具体的には
「コロナ禍で結婚式の動画に関する案件は減ったが、ネット通販の普及からホームページの作成受託などの案件は逆に増えた」
--3月19日、東証マザーズに上場した
「社会からの信頼を得ることと知名度を上げること。この2つに尽きる。インターネットビジネスはサービスのプロダクト(成果)が全て。もっと多くの人に利用してもらえるようにするために、エンジニアやデザイナーなどの人材の確保に全力を注ぐ。最近はビジネスユーザーが増えているが、管理職などのマネジメント層にココナラを知ってもらうことも大切と考えている」
--目指す世界観は
「一言でいえば、『サービス版のアマゾン』。例えば、買い物したいとき、多くの人が米通販のアマゾンのサイトにアクセスする。同じように、困ったことがあったとき、ココナラのサイトにくれば解決のヒントが得られるような世界を作りたい」
「これまでは個人が組織に従属して働く世界だったが、ココナラでスキルを売買していた人が副業ではなく本業として生計を立てるようになるかもしれない。ココナラを通じてあらゆる人とつながれる。新しい生き方、働き方の選択肢を提案していきたい」
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【プロフィル】鈴木歩 すずき・あゆむ 早大法卒。2006年リクルート入社。事業開発、海外事業、経営企画などを担当。16年にココナラ入社。17年取締役。20年9月から社長CEO(最高経営責任者)に就く。新潟県出身。
からの記事と詳細 ( 【トップは語る】“サービス版のアマゾン”で働き方に選択肢 ココナラ社長 鈴木歩さん(38) - SankeiBiz )
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