(セ・リーグ、巨人4x-3ヤクルト、10回戦、巨人5勝4敗1分、13日、東京D)役者がそろっている、とはこのことか。巨人がここぞの場面で“刺客”を送り込み、きっちりヤクルトを仕留めた。
代打・亀井のサヨナラ打は、マクガフの初球、150キロの速球。それも内角高めで、見逃せばボールかという球を、思い切りよく打ち返した。
代打はやはり、初球から振りにいくのが鉄則。さすがベテランと、うなるしかない。
増田大の快足にも、大いにうならされた。先頭の中島(左前打)の代走に出ると、バッテリーの警戒もなんの、悠々と二盗に成功。最後はサヨナラのホームを踏んだ。
一塁に置くと、相手にとって、これほど脅威になる存在もない。けん制球をいやというほど繰り返すとか、全球ゆるめることなくクイックモーションを続けるとか、よほどの手を打たないと、止められないだろう。
巨人にしてみれば、無死からでも迷わず走らせることができる。送りバントの必要がなく、打者3人がかりで攻撃できるのは、相当の強みだ。
もっとも、原監督でなければ、まずはバントで二塁へ進めてからと、無難で確実な策を採用するとも思うが…。 (本紙専属評論家)
2020-08-13 22:30:38Z
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