フリーアナウンサー、梅田淳氏(59)が3回にわたって旧知のプロ野球関係者を電話で直撃する「うめじゅんの おしゃべりステイホーム」がスタート。第1回は東京都内の自宅にいる元ヤクルト監督、古田敦也氏(54)=野球評論家=に話を聞いた。現役時代に労働組合日本プロ野球選手会会長を務めた古田氏は、プロ野球が開幕すればスポーツ界全体のムードが高まると期待を寄せた。(随時掲載)
梅田アナ(以下、梅田) 古田さん、こんにちは。今、どんなふうに過ごしていますか?
古田氏(以下、古田) ネットフリックス(動画配信チャンネル)に入ったんですよ。ドラマがいっぱいやっていて、結構ずっと見てしまう。新しい発見ですね。晴れた日は散歩とかしています。
梅田 評論家生活も大変でしょ?
古田 世の中、スポーツがほぼやってないですからね。皆さんが元気になれる話題を提供したいんですが。われわれも寂しい感じがします。
梅田 プロ野球は台湾が始まり、韓国が5月5日に無観客で開幕します。
古田 現実的なことをいえば、日本の場合はまだまだ厳しいと思います。やっぱりピークアウトが見えないと判断はできないでしょうし。人と人とを1、2メートル離すとなれば球場は(1人当たり)10席ぐらいは必要。3万人収容の球場では3000人しか入れられないわけですからね。どうしても無観客試合、配信中心になるでしょうね。健康、安全に配慮しながら、ベストとはいわず、ベターというものを選択しながら進むしかないと思います。
梅田 開幕すべし、という考え方。
古田 そうですね。シーズンが100試合制になってもいいと思います。誤解を恐れずにいえばスポーツはエンターテインメント。人に喜び、興奮を与えます。開幕するぞ、野球もやるぞ、となればムードが高まります。皆さんが沈んでいるときこそ活躍できる。開幕するチャンスを探り、皆さんには球場で応援できる日を楽しみにしながらテレビやネット配信を見てもらえたらと思います。
梅田 選手は自主練習が続き、モチベーションが大変ですよね。
古田 それもプロなんで。精神的にも肉体的にも自分をコントロールしなきゃいけない。『開幕が1週間先』といわれたら、準備をする。できると思います。起きたことに対して受け入れなければいけません。受け入れられないという人はプロで生きていけない。
梅田 最後にファンの皆さんに。
古田 SNSを含めて選手が発信する機会があります。元気を与えるアスリートの声が届いている感じです。将来に不安を覚えるとどうしても失望、絶望するので、著名人が直接メッセージをくれることで前を向けます。継続して、いつの日か盛り上げる、ジャンプする瞬間は必ずくると思うんで、力をためる時期だと思って時間を有効活用したいと思います。
2020-04-28 01:00:14Z
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