2020/4/18(土) 17:30
トライアルを制して勢いに乗るガロアクリーク
先週の桜花賞は『2017年以降の勝ち馬は3頭とも馬体重460~478キロ』と紹介したとおり、デアリングタクト(466キロ)が豪快に突き抜け快勝!高松宮記念、大阪杯に続いて3週連続でG1勝ち馬をズバリ取り上げ、本当に多くの皆さまから反響が寄せられました。
そんな大人気の「馬体重予想」は、サイト内で公開している予想コラム「馬券のツボ」で詳しく紹介しています。ぜひチェックしてください!
もちろん今週の皐月賞(G1、中山芝2000m)も、馬体重をチェックするだけで大丈夫ですよ。
ここでは皐月賞限定で使える、馬体重「マル秘データ」を発表します!答えは『当日の馬体重の増減』です。
▼当日馬体重の増減別成績(過去10年)
今回減 [6- 8- 5- 76]複勝率20.0%
同体重 [4- 1- 2- 29]複勝率19.4%
今回増 [0- 1- 3- 40]複勝率 9.1%
驚きましたか?過去10年の皐月賞で1~3着になった30頭中、今回がマイナスだった馬が19頭を占めます。今回プラスで馬券に絡んだのは4頭のみ。勝ち馬にいたっては1頭もいません!
最低でも前走と同じ体重が絶対条件であり、2019年はホープフルSから約4ヶ月の休み明けだったサートゥルナーリアを含め、1~3着馬は前走からマイナス体重で出走していました。
▼2019年好走馬の馬体重増減
1着 サートゥルナーリア 496キロ(-4)
2着 ヴェロックス 478キロ(-4)
3着 ダノンキングリー 450キロ(-4)
皐月賞で前走から体重減の馬が大活躍しているのは、余裕残しの仕上げだと好走できない現実を表しています。
近年は日本ダービーを意識して皐月賞の前哨戦を使わず、今年のコントレイルやサリオスのように皐月賞までの間隔を開けてくる馬が増えてきました。
しかし、牡馬クラシック初戦の皐月賞で「次を見据えた調整」で結果を出すのは難しく、2018年には1番人気のワグネリアンが前走からプラス体重で出走。7着に敗れています。
さて、今年の出走メンバーはどうでしょう?木曜に発表された調教後の馬体重をチェックすると、コントレイルが468キロ(+6)、サトノフラッグが494キロ(+2)、サリオスが548キロ(+10)です。
木曜に発表された馬体重が前走より増えていなければ、レース当日もマイナス体重で出てくる可能性が高いと考えられます。調教後の馬体重が前走と増減がなかったガロアクリークは、穴に狙って面白いかもしれません。
もちろん当日は、「馬券のツボ」で紹介した馬体重とあわせてチェックしてくださいね!
2020-04-18 08:30:00Z
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