スペイン紙スポルト電子版は13日、新型コロナウイルスの影響により2週間延期となっているスペインの1部、2部リーグが、このまま再開されずに全日程が消化されないままシーズンが終了した場合、2つの選択肢が考えられると報じている。

1つ目の選択肢は1部第27節が終了した時点で降格圏内にいる久保建英所属の18位マジョルカ、19位レガネス、エスパニョールが2部にそのまま降格するというもの。しかし、この選択肢についてはまだ11節が残っており、降格を決めるにはあまりにも多くの勝ち点が残りすぎているという見方がある。

その点を考慮しての2つ目の選択肢は、1部のクラブは1つも降格することなく2部の2クラブが1部に昇格し、来シーズンは1部を22クラブで戦うというもの。しかし、その場合は22クラブで行われるのは来季の1シーズンのみで、21-22年シーズンからは20クラブに戻ることになる見込み。現在、2部首位はカディス、2位は香川真司が所属するサラゴサとなっている。

スペインリーグは今後、各クラブのコロナウイルスの影響を考慮し、スケジュールを再検討することになっている。