Pages

Friday, December 20, 2019

羽生がトップ 宇野2位 フィギュア全日本選手権 男子SP - NHK NEWS WEB

羽生がトップ 宇野2位 フィギュア全日本選手権 男子SP - NHK NEWS WEB

羽生がトップ 宇野2位 フィギュア全日本選手権 男子SP

フィギュアスケートの全日本選手権は、男子シングル前半のショートプログラムが行われ、4年ぶりに出場の羽生結弦選手がすべてのジャンプを決める完成度の高い演技でトップに立ちました。

東京で行われている全日本選手権は20日、男子シングル前半のショートプログラムが行われました。

羽生選手はけがなどの影響で去年まで3年続けて欠場し、4年ぶりの出場となりました。
この大会では、今シーズンこれまで演技後半に入れていた4回転と3回転の連続ジャンプを前半の2つ目に入れる構成で臨みました。

羽生選手は冒頭の4回転サルコーをきれいに決めると、続く連続ジャンプでも高い出来栄え点を獲得しました。最後のジャンプとなった得意のトリプルアクセルも決め、3つのスピンとステップでも最高評価のレベル4を獲得しました。

羽生選手は、国際スケート連盟の非公認大会ながら自身が持つ世界最高得点を上回る110.72をマークしてトップに立ちました。

羽生選手は「とりあえずほっとしている。出来栄え点を稼ぎたいというねらいで構成を変更したが、2つめに跳んだ4回転トーループと3回転トーループの連続ジャンプはいいできだったので、おおむね満足している。今回はすごく出来栄えを意識した構成だったので、失敗するということは頭になかった。それぐらい自信を持ってやっていたし、集中して演技ができた」と連続ジャンプを後半から前半に変更した理由を説明しました。

また、演技を振り返り「1週間前に自分で振り付けを変えたので、演技のつなぎが甘かったり、スピードを出すタイミングが分かっていなかったりした。ただ、滑り込みができていなくても試合の緊張感の中で調子以上のものが出せたのはよかった」と話しました。

そして、大歓声の中で演技に入ったことについては「プレッシャーのほうが大きいが、プレッシャーは力になるし、期待されるからこそ頑張らなくてはいけないと思う。緊張しつつも自信があるちょうどいい状態で試合に入ることができた」と話しました。

4年ぶり5回目の優勝がかかる後半のフリーに向けては、「4回転アクセルはやらないと思うが、とにかく21日しっかり休んで、どれぐらい調子が上がってくるのか、どういう調子になっているのかを確認しながらフリーについて考えたい」と落ち着いた様子で話していました。

宇野が2位

大会3連覇中の宇野昌磨選手は、今シーズン、ここまでジャンプでミスが続くなど結果を残せていませんでしたが、4回転フリップなど3つのジャンプすべてを決めて、演技終了後には力強いガッツポーズを見せ、105.71で2位につけました。

宇野「満足いく演技できた」

宇野選手はほぼミスの無かった演技を振り返り、「すごくうれしい。全日本選手権で満足いく演技ができた。最初の4回転フリップに向かうときに思い切りやるぞという気持ちで跳び、いいジャンプが跳べた。しっかり最後まで滑れてよかった」と話しました。
そしてあさってのフリーに向けて「失敗があるかもしれないが、その失敗を引きずらないことを大事にしてきた。そこを頑張りたいと思う」と話していました。

3位は15歳 佐藤駿

3位は、今月のジュニアのグランプリファイナルで優勝した15歳の高校1年生、佐藤駿選手で82.68でした。

高橋は14位スタート

来シーズンからアイスダンスに転向するため、今回がシングルでは最後の大会となる高橋大輔選手は、ジャンプでミスが続き、65.95の14位スタートとなりました。

高橋「できとしては最悪」

高橋大輔選手は「できとしては最悪。練習を積めていない結果が出た。緊張感から体が動かず、パフォーマンスを出せずに悔しい」と振り返りました。

22日のフリーに向けては「思い切り考えずに最後の試合、やれることはやりたい。全日本選手権の舞台に立つこと自体がぜいたくなことなので滑ることを楽しみたい」と話していました。

全日本選手権は、21日に女子シングル後半のフリーが行われ、男子シングル後半のフリーは22日行われます。

プレゼントの投げ込みは禁止に

一方、今回の全日本選手権では、競技進行の都合や観客の安全確保のため選手へのプレゼントをリンクに投げ込みむことが禁止されています。

これまでフィギュアスケートでは、選手の演技のあとに、ファンから花束などのプレゼントがリンクに投げ込まれ、例えば羽生選手の演技のあとには、プレゼントとして多くの熊のぬいぐるみが投げ込まれる光景が見られました。

こうした措置について、SNS上では、「なんとなく残念。日本の文化みたいなとこあったしね」といった投稿や「割れんばかりの拍手と声援で応援すればいいよ」など、さまざまな反応がありました。

男子ショートプログラム結果

1位 羽生結弦(ANA)得点:110.72
2位 宇野昌磨(トヨタ自動車)得点:105.71
3位 佐藤駿(埼玉栄高校)得点:82.68
4位 田中刑事(倉敷芸術科学大学)得点:80.90
5位 島田高志郎(木下グループ)得点:80.59
6位 佐藤洸彬(南部美人)得点:78.84
7位 鍵山優真(星槎国際高等学校横浜)得点:77.41
8位 木科雄登(金光学園)得点:77.15
9位 本田ルーカス剛史(綾羽高校スケート部)得点:75.72
10位 中村優(関西大学)得点:74.39
11位 友野一希(同志社大学)得点:73.06
12位 須本光希(関西大学)得点:72.81
13位 山本草太(中京大学)得点:68.16
14位 高橋大輔(関西大学KFSC)得点:65.95
15位 山隈太一朗(明治大学)得点:64.88
16位 吉岡希(アクアピアスケーティングC)得点:64.56
17位 鈴木潤(北海道大学)得点:63.49
18位 日野龍樹(中京大学)得点:62.47
19位 山田耕新(SMBC)得点:62.17
20位 本田太一(関西大学)得点:61.22
21位 小田尚輝(倉敷芸術科学大学)得点:61.18
22位 山本恭廉(アテナ豊橋FSC)得点:59.27
23位 櫛田一樹(関西学院大学)得点:58.66
24位 渡邊純也(関西学院大学)得点:58.21
25位 中野紘輔(福岡大学)得点:56.92
26位 鎌田英嗣(明治大学)得点:55.30
27位 時國隼輔(同志社大学)得点:53.59
28位 石塚玲雄(早稲田大学)得点:52.41
29位 國方勇樹(日本大学)得点:46.36
欠場:壷井達也(中京大中京高校)

Let's block ads! (Why?)



2019-12-20 13:59:00Z
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiPmh0dHBzOi8vd3d3My5uaGsub3IuanAvbmV3cy9odG1sLzIwMTkxMjIwL2sxMDAxMjIyMTcxMTAwMC5odG1s0gFCaHR0cHM6Ly93d3czLm5oay5vci5qcC9uZXdzL2h0bWwvMjAxOTEyMjAvYW1wL2sxMDAxMjIyMTcxMTAwMC5odG1s?oc=5

No comments:

Post a Comment