◇国内女子◇大東建託・いい部屋ネットレディス 事前(17日)◇ザ・クイーンズヒルGC(福岡)◇6505yd(パー72)
古江彩佳が日本女子4人目のメジャー制覇を達成した「アムンディ エビアン選手権」の翌週、国内女子ツアーが2週ぶりに再開する。
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今季メジャーの日本勢の躍進はすさまじく、6月「全米女子オープン」2勝目を挙げた笹生優花、古江を含めて全4試合でトップ10選手は9人。8月22日開幕の「AIG女子オープン(全英女子)」(スコットランド・セントアンドリュース オールドコース)を残し、過去最多4人(2010年)の倍以上で、多くの選手に好影響を与えそうだ。
兵庫・滝川第二高で古江と同級生だった安田祐香は、古江の快挙を「すごい」と手放しで称えた。同じ関西のジュニア育ち。「小学生の頃からの知り合いですし、今回は彼女の“負けず嫌い”がいい形で出た」。東京に続いてパリ五輪で代表漏れしたことで「その悔しさを晴らしたのが、かっこいい」。自身はツアー初優勝が待たれる身だが「とにかく優勝争いの回数を増やしていきたい」といい刺激になっている。
今季3度の2位を記録するなど、ツアー未勝利ながらメルセデスランキング6位につける佐久間朱莉は古江の優勝に「まず“すごい”。そして“うれしい”です」。メジャーで日本勢が躍進する姿に「年齢が近いから、なおさら自分を盛り上げることができる」。今週は所属先の冠スポンサーとあって「一番頑張りたい大会。ここで優勝ができたら、もやもやしている私にも、支えてくださる大東建託の皆さんにも最高です」と話した。
今年の「全米女子オープン」9位の小祝さくらは「“エッティ”(古江の愛称)ならいけるんじゃないか、と思っていました。安定感が抜群ですし。自分は全体的に“まだまだだな”と思ってますけど、みんなは“私も”と思うんじゃないですか」。ツアー仲間が感じている思いを代弁した。
今季6年ぶりにツアー復帰した元賞金女王の森田理香子は3月「ヤマハレディース」以来4カ月ぶりの出場となる。復帰後は出場3試合で予選通過1試合という状態を踏まえて「今の子は“全員うまい”ですもん。ショットは曲がらへんし、気持ちの切り替えも上手やし。私は学ぶことがめっちゃ多いです」と話していた。(福岡県糸島市/加藤裕一)
<2024年メジャートップ10の日本勢>
古江彩佳(エビアン選手権優勝、全米女子オープン6位)
笹生優花(全米女子オープン優勝)
渋野日向子(全米女子オープン2位、全米女子プロ7位)
山下美夢有(全米女子プロ2位)
西郷真央(全米女子プロ7位)
勝みなみ(シェブロン選手権9位)
小祝さくら(全米女子オープン9位)
竹田麗央(全米女子オープン9位)
岩井明愛(エビアン選手権10位)
<2010年の日本勢>
宮里藍(LPGAチャンピオンシップ=全米女子プロ3位、全英女子オープン9位)
有村智恵(クラフトナビスコ選手権=シェブロン選手権9位)
上田桃子(全英女子オープン9位)
横峯さくら(全米女子オープン10位)
2024-07-17 06:26:58Z
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