ウーバーイーツの配達員として働いている様子の写真が公開され話題となったドジャース大谷翔平投手(29)の元通訳、水原一平被告(39)が、ウーバーイーツの資格を剥奪されていたと7日(日本時間8日)、地元メディア「NBCロサンゼルス」が報じた。

水原被告は、前日6日(同7日)付の米紙ニューヨーク・ポストでウーバーイーツの配達員として食品を届ける写真が公開され、日本でも注目を集めた。しかし、NBCロサンゼルスによると、同被告は現在、銀行詐欺罪などで訴追されて係争中のため、資格を剥奪されたという。

ウーバーイーツの広報は、同メディアの取材に「ミズハラは数年前からウーバーイーツの配達員として従事していた。今回の告訴により、彼はもうプラットフォームにアクセスすることはできない」と、一連の事件により働くことができなくなったと明かした。

水原被告は違法ブックメーカーに大谷の口座から1600万ドル(約24億円)以上を不正に送金したとして追訴され、5日(同5日)にカリフォルニア州サンタアナの連邦地裁に出廷。銀行詐欺と虚偽の納税申告の罪を認めた。判決は10月25日午後2時(同26日)に言い渡される。