パリオリンピック出場を懸けた戦いはカタール・ドーハで行われる。U-23日本代表DF高井幸大は戦いの舞台でプレーを続ける川崎フロンターレ時代の先輩、DF谷口彰悟(アルラーヤン)と再会したようだ。
再会はホテル内で行われたという。「普通にサッカーの話とかいろんな話をしました」(高井)。話の内容はサッカーとプライベートが半々。高井は谷口からアジアカップの経験を聞いていた。ひさびさの再会を噛み締めた高井は「イケメンでした、相変わらず」と笑顔を見せた。
大先輩からのエールを受け、パリ五輪出場を狙う。16日の初戦では中国と対戦。対戦相手の印象を「カウンターが狙いのチームと思う」と語る。「スピードのある選手も長身の選手もいる。気をつけたい」と警戒。「初戦は(硬いところが)出る。まず勝利を最低限ものにしたい」と力を込めた。
ちょうど一年前にはU20アジアカップがあった。初戦で先制を許し、苦しい展開に。「立ち上がりに失点するとすごく難しい試合になる。そこは気をつけてやりたい」。悔しい経験を二度と繰り返さないために、初戦は慎重な姿勢で臨むつもりだ。
(取材・文 石川祐介)
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●パリオリンピック(パリ五輪)特集
2024-04-15 20:29:00Z
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