ドジャースの一員としてシーズン最初のホームランを打った試合後、大谷選手は少し安心したような表情で報道陣の前に姿を現しました。
ホームランが出なかった40打席の間の心境や、チームメートをはじめとしたまわりからのサポートへの思いなど、およそ6分間質問に答えました。
Q.ホームランボールは戻ってきた?そのボールに対して特別な思いはある?
A.ファンの人と話して、いただけるということだったので、はい。
僕にとってはすごく特別なボールなので、ありがたいなと。
Q.ドジャースでの初ホームランを打ってほっとした?
A.自分の中ではかなり長い間打ってないなという感覚だったので、まあバッティング自体もそこまでよくなかったですし、まず1本出た、まあ安心しているというのが率直なところかなと思います。
Q.1点差の試合で貴重なホームランとなった。
A.結果的に5対4で勝って、その1点で勝ちはしたので、後半のいいところで1本打てたというのはまずよかったですし、まあ僕だけじゃなくてオフェンス全体的に相手にプレッシャーをかけ続けていたのが、やっぱりよかったのかなと思います。
Q.ボールがじっくり見えた?
A.徐々に徐々に、よくはなってはきているなとは感じていましたけど、その中で結果につながるかどうかというのは全然違うと思うので、そういう意味ではすごくよかったかなと思います。
Q.多少のフラストレーションは感じていた?
A.フラストレーションはそうですね、あの、僕の中ではさっきも言いましたけど長かったなという印象が強いので、「早く打ちたいな」「早く打ちたいな」という気持ちがこうどんどん、いいアットバットからかけ離れていくという状態だったので、これを機にしっかり自分の打席を継続したいなと思ってます。
Q.ボールと何を交換しましたか?
A.僕はボールとハット2個とバット1本ですかね。
Q.ボールはサインボールですか?
A.サイン書きました。
Q.せきこんでいたこともあったが、体調を崩していた?
A.みんな、けっこうはやっているので、数日かは、けっこう、そうですね。
まあだいぶよくなってきましたけど。
Q.タイミングのずれがあったと言っていたが、合わせられてきている?
A.そうですね、タイミングと距離がやっぱり違うかなって思っていたので、無理やりはやくするのも、なんですかね、長期的に見ると自分の打ち方からかけ離れていくという意味ではあまりよくない方向ですし、やっぱり我慢しながらちょっとずつ調整していくというのは大事かなと思います。
Q.テオスカー・ヘルナンデス選手からひまわりの種の祝福もあったが、あのときの気分は?
A.そうですね、長い、僕のなかで長い、えーまあ、感覚だったので、ああやってやってもらって、まあグラウンドの外のところでもいろいろみんなからサポートしてもらって、選手もそうですし、スタッフの皆さんもそうですし、ほんとありがたいと思います。
Q.ホームランの前の打席できっかけになる感触はあった?
A.ケージでもいろいろ試したりとか、コーチ、ロバーツもそうですし、バッティングピッチャー陣もそうですけど、いろいろこれやってみたら、あれやってみたら、ここはこうなって、どうなってるっていうのは、調整法も含めていろいろ話しながら、サポートはしてくれているので、そこに、結果に自分がつなげられるかどうかが、やっぱりコミュニケーションの一つとしても大事かなと思うので、そういう意味ではよかったと思います。
Q.一塁からホームに帰った走塁は、自身の判断で?
A.そうですね、基本1アウトだったのでライナーバック、最初ライナーだなと思って止まってはいたので、どうかなとは思いましたけど、まああの、ディーノも思い切り回していましたし、いけるっていう判断、僕もいけるって思っていましたし、いい判断だったと思います。
Q.ベッツ選手やフリーマン選手、周囲が打ってることはプレッシャーになっていた?
A.そこはないですかね、むしろ助けられてるなというか、調子が悪い中で、例えば1アウト三塁のシチュエーション、別にヒットじゃなくてもチームに貢献できるようなシチュエーションがあったりするので、そこはむしろ助けられてるなという印象ですかね。
Q.打てなかった期間、技術よりメンタルのほうが大きかった?
A.んー、どうなんですかね、まあメンタルを言い訳にはしたくはないので、やっぱりそこも含めて技術だと思ってますし、そこも含めて自分がここまで結果が出てない実力なのかなと思います。
2024-04-04 05:59:02Z
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