全仏オープンテニスの女子ダブルスで、加藤未唯(みゆ)選手が失格となった問題が、波紋を広げている。ポイント間に相手コート側に送った球がボールガールを直撃。主審が一度は警告を言い渡しながら、対戦相手の執拗(しつよう)な抗議を受けて判定が変更となった点などが交流サイト(SNS)上で批判を浴びている。
▶加藤選手は「故意ではなかった」と主張したが、一方的に危険な行為とみなされた。さらには、運営責任者に動画での確認を求めたが「ビデオを見ることはできない。アンラッキーだった」と突っぱねられたという。主催者側が事実究明を怠ったり、不誠実な態度を示したりすると、火に油を注ぐ例だと思う。
▶収束させるには、主催者側が処分の不適切性を認めることだと思う。うやむやで終わらせようとすると、禍根を残す。誤った判断を下した責任の所在は、はっきりさせるべきだ。ともあれ、失意を乗り越えて混合ダブルスで優勝した加藤選手に拍手を送りたい。
2023-06-09 03:06:56Z
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