「ほっとニュース北海道」でお伝えしている「ローカルフレンズニュース」。地域にディープな人脈を持つ道内各地の“フレンズ”たちに地元の旬なニュースや話題を伝えてもらうコーナーです。
今回は喜茂別町のカフェオーナー、加藤朝彦さんに、地方で暮らす子どもたちにも豊かな教育の機会を提供したいと新たに立ち上げた会社の取り組みについて紹介していただきました。
加藤さんは、喜茂別中学校2年生を対象に8月下旬から授業を行いました。テーマは「経営×ものづくり」。
この授業で、生徒たちと一緒に地元の商工会のホームページをつくりました。
授業のねらいのひとつは、将来どんな職業に就きたいか、選択肢を増やすため視野を広げてもらうことです。
生徒たちはクライアントである商工会のほか、町内の事業所がふだんどんな仕事をしているのかを学ぶため現場を訪ねました。
また広告事業に詳しい人を講師に招いて魅力的なホームページをつくるにはどうすればいいのかといったことを学びました。
授業のもうひとつの目的は喜茂別町の魅力と課題について考えてもらうことです。
効果的なPRにつなげるため中学生ならではの視点でリストアップしてもらいました。
魅力としては、自然がある、札幌まで近い、おもしろい人がいるなど。
課題は、娯楽施設がない、人が少ない、ショッピングモールがほしいといった意見が出ました。
そして授業ではこうした意見を商工会の会長にも見てもらい、町として課題にどう取り組んでいるのかということも聞きました。
そして11月には3か月間取り組んできたことを保護者の皆さんへ発表しました。
加藤さんは「彼らが授業を通じて得たものが随所に感じられるすてきな内容だった」と振り返っています。
加藤さんは「喜茂別のような小さな町にいると職業の選択肢は都会に比べて多くありません。だからこそ未来を担う子どもたちに地方でもさまざまな仕事があること、そして視野を広げることで好きなことを仕事にして楽しみながら働くこともできるということを伝えていきたいと思っています」と話していました。
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