大相撲の幕内逸ノ城（２９）が、日本相撲協会の定める新型コロナウイルス対策の指針に違反して無断外出をしたとして、相撲協会は２６日の臨時理事会で、１場所出場停止の懲戒処分を下した。東前頭７枚目の逸ノ城は１月８日初日の初場所に出場できず、翌場所の十両転落が確実となった。
発表によると、逸ノ城はいずれも新型コロナ感染防止策による外出禁止や外出制限が設けられていた２０２０年１１月と２１年８月の２度、東京都内のモンゴル料理店に無断外出して飲酒をした。酒に酔って暴れたなどと週刊誌に報道されたことを受け、協会が調査する過程で問題が発覚したが、暴行については「悪意の暴行ではなく、直近のものでも４年近く前のことだった」などとして処分対象に入らなかった。
師匠の湊親方（５４）（元幕内湊富士）については監督責任が問われ、報酬減額３か月２０％の懲戒処分となった。
2022-12-26 15:57:00Z
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