障害がある生徒たちが将来就職する際に役立ててもらおうと、インターネットを活用して自宅などで仕事をする「テレワーク」について学ぶ授業が、高崎市の特別支援学校などで行われました。
この授業は県内にある２つの特別支援学校を対象に行われ、このうち高崎市の二葉高等特別支援学校では１年生から３年生の生徒１０人が参加しました。
生徒たちは、はじめに講師から、テレワークでは上司や仕事相手が近くにいないため、報告や連絡、それに相談が大切であると説明を受けました。
このあと、パソコンやタブレット端末を使ってウェブ会議システムを体験し、講師に教わったことを参考に、キーボードで文字を打ち込んで休憩に入る際などの報告をこまめに行ったり、相手に質問をしたりしていました。
参加した３年生の男子生徒は「電車などで通勤するのは難しいと思っていたので、テレワークでも楽しく仕事ができることがわかってよかったです」と話していました。
県労働政策課就労支援係の梅堀広基主事は「こうした授業を通じて、生徒たちにテレワークも就労の選択肢のひとつとして捉えてもらえるようにしていきたい」と話していました。
からの記事と詳細 ( 就労の選択肢に 特別支援学校で「テレワーク」を学ぶ 高崎｜NHK 群馬県のニュース - nhk.or.jp )
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