横綱 照ノ富士の師匠、伊勢ヶ濱親方は報道陣の電話取材に応じ、照ノ富士が19日取組を終えたあと、みずから休場を申し出てきたことを明かしました。
両ひざの「変形性膝関節症」と右ひざの「骨挫傷」と診断されたひざの状態について伊勢ヶ濱親方は「前から痛いのはわかっていた。痛いのを我慢してステロイドなどを注射しながらやっていたが、病院ではこれ以上ステロイドを打つとじん帯などが弱くなると言われた」と明かしました。
また「ひざはどちらも悪いが、右のほうが悪い。両ひざの骨が完全にずれている」と話しました。
そのうえで「休養とかではなくきちっと治さないといけない。場合によっては手術も必要になってくる。炎症は何日間かで止まると思うが、それからあとはどうするかしっかり考えてやっていかなければならない」と話しました。
これまでもひざのけがに苦しんできた照ノ富士は、平成29年以降、糖尿病などもあって休場を繰り返して大関から陥落し、平成31年の春場所で序二段まで番付を下げました。
その後、復活して番付を上げ、去年の秋場所から横綱として土俵に上がっていました。
2022-09-20 05:30:38Z
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