米大リーグは１９日（日本時間２０日）、ロサンゼルスでオールスター戦が行われた。２年連続２度目の選出となったエンゼルスの大谷翔平は、ア・リーグの１番指名打者で出場。第１打席で中前打を放ち、オールスター戦初ヒットを記録した。第２打席は四球を選んで２打席連続で出塁し、出番を終えた。昨年は投打で先発出場し、投げては１回無安打無失点で勝利投手になったが、打撃では２打数無安打だった。この日は、上下黒のオールスター限定ユニホームで出場した。三回を終えた時点で中継局のインタビューに応じ、初ヒットについて「できれば『ホームランか空振りか』ぐらいが良かったが、一番渋いヒットだったので、ちょっとあれでしたね、えへへ」と話した。（デジタル編集部）
ア・リーグ ０００ ３＝３
ナ・リーグ ２００ ０＝２
【第１打席】初回、ドジャースのカーショーと対戦し中前打を放った。カーショーは、１５日にも対戦したが、３打数無安打に抑えられるなど、通算８打数ノーヒットに抑えられている通算１９２勝の大投手。この大リーグを代表する左腕の初球、真っすぐをたたいて、バットの先ながら中前にライナーで運び、通算３打席目での初ヒットとなった。一塁の塁上で楽しそうに笑顔を見せていた大谷だが、メジャー１５年目、ベテラン左腕の巧みなけん制で、逆を突かれてタッチアウトとなった。
【第２打席】三回二死走者なしで、四球を選んだ。３番手右腕のマスグローブ（パドレス）と対戦、フルカウントから低めの直球を見極めた。２番のジャッジ（ヤンキース）は三振で残塁となった。
2022-07-20 00:40:00Z
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