◆世界陸上 第２日（ヘイワード・フィールド）
【ユージン（米オレゴン州）１６日＝細野友司】日本陸連は当地で会見し、男子マラソンで日本記録保持者の鈴木健吾（富士通）と、妻で女子代表の一山麻緒（資生堂）が新型コロナウイルス陽性判定を受けたと発表した。両選手とも５日間の隔離となる。男子マラソンは１７日、女子マラソンは１８日に予定されているため、今大会を欠場することになった。
選手団では監督を務める山崎一彦監督も陽性になるなど、同日午後１５時半現在は合計７人が隔離されている。今後も濃厚接触が疑われる人への追加検査を行うため、感染判明者は増加する可能性がある。
日本選手団は渡航２４時間前に抗原検査を受け、陰性を確認した上で渡米。当地では医療用マスクを装着したり、手指消毒を徹底するなど、感染防止策に手を尽くしたが、大会期間中にコロナ禍に見舞われることになってしまった。
日本陸連・風間明専務理事「細心の注意をして対策をしていたが、陽性になってしまった。（鈴木、一山の）２人は調子も整えて、大きな大会での成果をあげるべく準備してきたはずなのに、欠場せざるを得ないことは残念。日本で活躍を期待されていたファンのことを思うと、心が痛む。早く隔離期間で回復して、陰性の結果をもらって、これを乗り越えて次のステップを踏んでもらえるようにサポートしていきたい」
2022-07-16 22:58:00Z
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