エンゼルス大谷翔平投手(27)がレッドソックス戦に「3番投手」で出場し、7回6安打無失点、無四球11奪三振で今季3勝目(2敗)を挙げた。打席では4打数2安打1打点で6試合ぶりのマルチ安打をマーク。聖地フェンウェイパークでの初登板は投打で躍動し、米メディアはベーブ・ルースを引き合いに出しながら大谷の活躍を伝えた。

レッドソックスの地元紙ボストン・ヘラルド電子版は「フェンウェイパークの初登板で、ベーブ・ルース本人も誇らしく思うような二刀流パフォーマンスを披露」と称賛。フェンウェイパークでビジター投手の「7回無失点、無四球10奪三振以上」は、長い歴史の中で史上4人目であることを伝えた。

地元テレビ局NBCスポーツ・ボストンのジョン・トーマス氏は、試合後の放送で「ベーブ・ルース以来、最高の二刀流選手。ベーブ・ルースを含めても最高の二刀流選手かもしれない」とリポートした。

ESPN電子版は「ベーブ・ルース以来の最高の二刀流パフォーマンスでフェンウェイパークに痕跡を残した」と伝え、マドン監督の「よくあることだとは思わないで欲しい。この(メジャーの)レベルでできるのは空想の世界だ」とのコメントを紹介している。