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Monday, May 16, 2022

豪中銀は利上げ幅巡り3つの選択肢を検討、5月会合で-議事要旨 - ブルームバーグ

オーストラリア準備銀行(中央銀行)の3日の政策決定会合では、利上げ幅について、0.15ポイントと0.25ポイント、0.40ポイントの3つの選択肢が検討されていた。17日公表された議事要旨で明らかになった。

   議事要旨によると、政策委員会は大方のエコノミストが見込んでいた0.15ポイントの利上げについて、極めて刺激的な政策スタンスや追加利上げが必要になる可能性が高いことを考慮すれば、望ましい選択肢ではないとの認識で一致。また、現在の低い金利水準とインフレの上振れリスクが、0.40ポイント利上げの根拠となり得るとの見解も示された。

  3日の会合では、政策金利であるオフィシャル・キャッシュレートの誘導目標を0.25ポイント引き上げ、0.35%とすることが決定された。

Australia's jobless rate is easing, price pressures gaining

  政策委は今回の利上げ幅について、前例のない新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)期を経て、通常の運営手続きに戻りつつあることを示唆することにつながると説明している。

  さらに、政策決定会合は毎月行われており、比較的短い期間で新たな情報に基づき金利設定を見直す機会があるとの指摘もあった。

  議事要旨の他の主な内容は以下の通り。

  • 0.15ポイント利上げは伝統的な慣行と整合的でない
  • 実質賃金低下への家計の反応は不透明
  • 心理変化ならインフレ率が目標に戻るのはより困難に

原題: RBA Considered Three Options for Size of Interest-Rate Hike (1)(抜粋)

(声明の内容を追加して更新します)

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