広島末包昇大外野手(25)が4回に2号満塁弾を放った。新人の満塁本塁打は21年の阪神佐藤輝以来、57人目。球団では92年7月26日の大洋戦での町田公二郎以来、2人目となった。

序盤から猛打が爆発した広島打線に新人大砲も続いた。9点リードの4回無死満塁から、DeNA2番手宮国のシュートを強振して左翼席に放り込んだ。「しっかり芯で捉えることができました。いい流れで回ってきたので、その流れを切らないように思い切っていきました。久しぶりに1本(本塁打)出て良かったです」。4月2日中日戦以来の1発で今季最多得点に乗せた。

広島打線は中盤5回まで17安打15得点と大量リードしている。