レンドンは古巣ナショナルズにサヨナラ打「自分が打率2割でもチームが勝てばいい」
■エンゼルス 5ー4 ナショナルズ(日本時間9日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、本拠地・ナショナルズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。2点を追う9回の第5打席で起死回生の同点2点二塁打を放ち、今季2度目のサヨナラ勝ちに貢献した。古巣相手にサヨナラ打を放ったレンドンは「これが野球というもの。自分が打率2割でもチームが勝てばいい。チームゲームだから」と胸を張った。
土壇場でひっくり返した。前を打つ3番・大谷が2点差の9回2死一、三塁で左中間フェンス直撃の同点2点二塁打。レンドンは中前へサヨナラ打を放った。大谷の勝負強さが光ったが、レンドンにとっては想定内だったようだ。
「ショウヘイはショウヘイだ。そうだろう? 彼はああいうことがいつだってできる」
3点を追う6回に代打・メイフィールドの右翼線2点打で反撃を開始。7回に2点差に広がったが、9回は集中打であと1死で敗戦の場面からひっくり返した。2019年のナショナルズの世界一を知るレンドンは「これが勝てるチームというもの。ロースター全員が貢献しなければいけない。(9回1死から四球を選んだ代打)レンヒーフォは素晴らしい打席、メイフィールドも2打点。野球はチームゲームだ。勝つにはこういうことが必要だ」と語った。しかし、自身の打席の前にサヨナラ勝ちすることを願っていたようで、大谷のフェンス直撃二塁打については「入って欲しいと思ったよ」と本音をこぼした。
先発のサンドバルも6回途中まで7安打3失点と試合を作った。2点差を引っくり返すサヨナラ勝ちについて、左腕は「あれはとんでもなかった。レンヒーフォの四球に続いて、ショウヘイが二塁打、そしてアンソニーが古巣相手に。とんでもないよ」と驚きを隠そうとしなかった。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)
2022-05-09 05:50:18Z
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