がん攻撃に新たな武器! 変わる放射線治療
男性のがん罹患率第1位と推計される「前立腺がん」(がん研究振興財団『がん統計2021』)は、早期段階(ステージⅠ、Ⅱ)では、放射線治療は手術と同等の有効性があると報告されている。
放射線治療は通院治療で5回、働きながら短期間で治療を受けることが可能ゆえに、欧米では当たり前のように選択されている。だが、日本は放射線治療より手術の適用が多い。いったいなぜ?
「一般の方に放射線治療が知られていないのです。それが一番大きい。日本では手術が第一選択肢で、手術ができないときに放射線治療との考えが根強く残っています」
こう指摘するのは、千葉大学医学部附属病院放射線部の宇野隆部長。昨年12月、日本で初めて導入した新しい放射線治療装置「1・5T MRリニアック」の治療をスタートさせるなど、放射線治療の発展に尽力している。
「前立腺がん以外にも、頭頸部がんや子宮頸がんは、放射線治療で治すことが可能です。たくさんのがんに対する放射線治療は確立されている(別項参照)のですが、一般の方々にあまり知られていないと感じます」
からの記事と詳細 ( 【がん攻撃に新たな武器! 変わる放射線治療】放射線治療は「前立腺がんでは手術と同等の有効性」 知られていない選択肢 - ZAKZAK )
https://ift.tt/31HFCxE
No comments:
Post a Comment