[パリ 19日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁は19日、ECBは次の金融政策決定まで全ての選択肢を排除しないとし、ECBがどれだけ迅速に行動するかはインフレ動向次第との考えを示した。
ビルロワドガロー総裁は世界経済フォーラム(WEF)のバーチャル形式の会議で、ユーロ圏のインフレ率を昨年12月の5%から目標とする2%に向けて低下させ、安定化させることを政策の主眼に据える必要があると述べた。
その上で「ECBには段階的なアプローチが必要だ。先ずテーパリング(量的緩和の縮小)、次に利上げ、そして最終的に保有資産の縮小という過程が適切だ」とし、「この過程をどの程度速く進めるかについて全ての選択肢を排除しない。完全にデータに基づくものになる」と語った。
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