「適正飲酒」は国境を越えた課題となっている。「スマートドリンキング」とは、お酒を飲む人・飲まない人、飲める人・飲めない人、飲みたい時・飲めない時、あえて飲まない時など、さまざまな人々の状況や場面における“飲み方”の選択肢を拡大し、多様性を受容できる社会を実現するために商品やサービスの開発、環境づくりを推進していくこと。アサヒビールが2020年12月に提唱した。
酒税法による酒類の定義はアルコール1%以上。アルコール度数0.5%の“微アルコール”ビールテイスト飲料「アサヒ ビアリー」(品目は炭酸飲料)を、3月30日から首都圏・関信越エリアの1都9県で、6月29日から全国発売した。
ビールを醸造した後、脱アルコール工程でアルコールを除去する製造手法を採用。アルコール分だけを丁寧に抜き取る独自の蒸溜技術でビールらしい本格的な味わいに仕上げた。
約3年半の開発期間に約100回の試験製造を繰り返すことで、アルコール度数0.5%の“微アルコール”でビールらしい麦のうまみやコクを楽しめる味わいを実現した。
〈食品産業新聞 2021年12月8日付より〉
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