今年5月の男女共同参加担当相による会見で、全国のワンストップ支援センターに寄せられた2020年度の性暴力・性犯罪の相談件数は、前年比の23.6%増の5万1141件という発表がありました。
また、内閣府の令和2年版男女共同参画白書によると、2019年度の強制性交等の認知件数は前年を上回る1,405件となっており、女性への性暴力はまさに喫緊の対応が必要な社会問題となっています。
さらに深刻な問題は、性暴力による「望まない妊娠」です。
現状の被害者支援としては人工妊娠中絶費用を支給する犯罪被害給付制度もありますが、妊娠をした胎児の父親が加害者ではなく、正当なパートナーであった可能性もあります。
また仮にDNA鑑定を希望する場合も、高額な鑑定費用がネックとなり、やはり中絶を選択してしまうケースもあると思われます。
当社は母体血による妊娠中DNA鑑定を自社ラボで行う国内唯一の検査機関であり、年間4,000件以上の親子鑑定を行っております。そんな当社にしかできない社会貢献として、性暴力被害者の方に妊娠中DNA鑑定を無償提供させていただきます。
◇母体血による妊娠中のDNA親子鑑定とは
妊娠6週以降の母親の血液に浮遊する胎児のDNAと、父親の可能性がある男性のDNAを比較することで、胎児の生物学的な父親を明らかにする鑑定です。
当社では、独自の高精度DNA型鑑定技術を開発し、妊娠初期にあたる7週目からの採血で親子鑑定が可能です。また、全国300ヵ所以上の医療機関との提携により、迅速な採血をご案内いたします。
ご連絡頂き、必要な条件を満たして頂いた上で、私的鑑定※1(税込¥135,000)と法的鑑定※2(税込¥198,000)につきましていずれも無償でご提供いたします。
※1…検査キットの郵送のみで完結する個人的な鑑定
※2…検体採取時に法律専門家が立ち合いを行う裁判・調停用の鑑定
当社のDNA鑑定の詳細については、下記動画をご参照ください。
◇無償提供の対象条件について
妊娠中DNA鑑定の無償提供には、以下の2つの条件があります。
①被害届に記載の事件発生日から前後2週間以内の受精日である事(エコー写真や診断書などで確認させていただきます)
②被害届の受理番号、警察署名のご申告
◇性暴力被害者支援団体のみなさまへ
当社では性暴力被害者の方々とコンタクトをとる手段が乏しいのが現実です。
そのため、性暴力被害者支援団体のみなさまに、このような状況に置かれている被害者の方々を紹介していただくようご協力をお願いしております。
当社の支援活動に賛同してくださる団体様のご連絡をお待ちしております。
※当社自社ラボの見学も承っております。
<問合せ先>
●本リリースに関する各種お問い合わせ:
株式会社seeDNA
〒121-0813 東京都足立区竹の塚3-10-1 竹の塚ビル2階
03-6659-2997(担当:吉田)
support@seedna.co.jp
からの記事と詳細 ( 中絶手術の前に「DNA鑑定」という選択肢を。DNA検査機関にしかできない性暴力被害者支援 - PR TIMES )
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