Pages

Wednesday, August 18, 2021

台湾総統、自衛強化が「唯一の選択肢」…アフガン情勢受け野党は「米国は頼りにならない」と批判 - 読売新聞

 【台北=杉山祐之】台湾の 蔡英文ツァイインウェン 総統は18日、与党・民進党の会議でアフガニスタン情勢に言及し、「台湾の唯一の選択肢は、自らをより強くし、自らをよりしっかり守っていくことだ」と語った。

 中国の軍事的圧力が強まる中、死活的に重要な米国の支援を受け続けていくためには、まず、台湾自身の防衛力強化が不可欠との認識を示したものだ。バイデン米大統領が、ほぼ無抵抗のまま崩壊したアフガン・ガニ政権を批判したことを念頭に置いている。

 台湾では、対中融和路線を取る最大野党・国民党の一部などから、「今日のアフガンは明日の台湾だ。米国は頼りにならない」といった声が上がっている。

 台湾の中央通信によると、台湾外交部(外務省)の報道官も18日、アフガン情勢に関連して「台湾に対する米国の支持は揺るがない」と述べるとともに、自衛力強化の方針を示した。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 台湾総統、自衛強化が「唯一の選択肢」…アフガン情勢受け野党は「米国は頼りにならない」と批判 - 読売新聞 )
https://ift.tt/3iZnR2o

No comments:

Post a Comment