◆東京五輪 レスリング女子フリースタイル57キロ級(4日・幕張メッセ)
女子フリースタイル57キロ級準決勝で、2016年のリオ五輪63キロ級に続き、2大会連続の金メダルを狙う57キロ級代表の川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)が、ヘレンルイーズ・マルーリス(米国)を下し、決勝に進出。銀メダル以上が確定した。
妹で62キロ級の友香子(同)はこの後に行われる決勝で、金メダルを狙う。レスリング初の「姉妹で金」を目指す2人は、夏季五輪では2008年北京大会の伊調千春(銀メダル)と馨(金メダル)以来の姉妹メダリストとなった。
2大会連続の金メダルに王手をかけた梨紗子は、初戦でファトゥマタヤリエ・カマラ(ギニア)を8―2で快勝発進した。2回戦はホンゴルズル・ボルドサイハン(モンゴル)に7―0で勝利。準決勝は、リオ五輪53キロ級金メダリストのマルーリスに2―1と接戦を制し、決勝に進んだ。
川井梨紗子のインタビュー一問一答。
―大一番を制した。
「結果が今は一番大事で、午前中出た反省点を自分の中でもう一回整理して、コーチとも話して、ちゃんとしたポイントは取れなかったんですけど、自分の感覚的には悪くなかったと思います」
―吉田沙保里選手を破った相手に積極的だった。
「(相手は)圧が強いと感じていて、やったことなかったんですけど、動画見てそう思っていて。ただ組んだ瞬間にいつもやってる練習の相手の子の方が重さもあって、圧が違うと一瞬で感じて、これは行くしかない、いけると思いました」
―妹の友香子さんもスタンドから見ていた。
「昨日は私が友香子の戦いに背中を押してもらったので、今日は友香子のあと一つの舞台で後押しすることができてよかったです」
―姉妹で目指してきた金に近づいた。
「今まで起こってきたこと全て、いいことも悪いこともこの日のためにあると思って戦っているので、悔いの無いよう、一生に一度しか無いことで、たくさんの方の協力で開催してもらっているので、感謝の気持ちと日本代表としての責任をしっかり果たすべく戦おうと思います」
◆川井梨紗子(かわい・りさこ)1994年11月21日、石川・津幡町生まれ。26歳。89年世界選手権53キロ級7位の母・初江さんがコーチを務めるクラブでレスリングを始める。13年に至学館大へ進学し、4年時の16年リオ五輪で63キロ級金メダル。17年に卒業し、ジャパンビバレッジへ。今年6月の全日本選抜、7月のプレーオフで伊調馨に連勝し、世界選手権57キロ級代表に。同大会を制して東京五輪代表に選ばれた。妹の友香子(至学館大)は62キロ級の東京五輪代表。父の孝人さんもグレコローマンの元学生王者。160センチ。
2021-08-04 10:06:00Z
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