[6日 ロイター] - 接着剤やコーティング剤などに使用されるポリマーのメーカー、米クレイトンは、自社を売却する可能性を含め複数の選択肢を検討している。関係筋が6日、ロイターに明らかにした。
同業他社やプライベートエクイティ(PE)が買収に関心を示しているという。同社の収益は原材料価格の高騰で悪化している。
交渉に向けJPモルガン・チェースとアドバイザリー契約を結んだが、売却という結果になるかどうかはまだ分からないという。
ロイターはクレイトンにコメントを求めたものの、現時点で得られていない。JPモルガン・チェースの広報担当者はコメントの要請に応じていない。
クレイトンの株価は6日、14.9%高の36.37ドルで終了した。時価総額は11億6000万ドルとなった。同社は3月末時点で8億8200万ドルの純負債を抱えていた。
4月に発表した第1・四半期決算は、利払い・税・償却前利益(EBITDA)が6770万ドルと、前年同期の7790万ドルから減少した。原材料価格の上昇圧力が収益を圧迫した。
ケビン・フォガティ最高経営責任者(CEO)は決算発表時、第2・四半期から第3・四半期にかけて利益率は回復するとの見通しを示していた。
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