皆さんこんにちは! 三重の山出篤(やまで・あつし)です。
普段、山間部のリザーバーをメインホームとする僕が、これからの時期にリザーバーで一押しな釣り方を紹介します!
高山ダム・津風呂湖/プリやポストが混ざる状況
僕がメインに通ってるのは高山ダム(三重県)と津風呂湖(奈良県)です。
どちらも4月の中旬で水温は15℃を越えてきています。春はこの水温がかなり重要。
だいたい安定して14℃を超えると一気にスポーニングが始まりだしバス達がかなり気難しくなってしまいます。またプリやポストなど様々な状態のバスが混雑するため、同じリザーバーでもバスのレンジが様々です。
そんな中での狙い方はルアーにシビアなったバスのレンジに合わしたリグやルアー。
そして1番大事なのはリアクションとスローな動きなんです。…両極端な狙い方になりますが。笑
CASE①:浮き気味なとき
気温が暖かく、バスが浮き気味な状況ではスローな釣り。「KARASHI」を使用したi字系の釣りか、「スパークシャッド5inch.」のノーシンカーか軽いネイルリグを使用します。
使い方
こちらの使い方は簡単です。
オーバーハングの下やレイダウン周りやショアライン沿いで水面直下をスローに巻くだけ!
春の浮気味なバスはナチュラルな動きに反応が良く、またスローな物を好む傾向にあるのでこちらがオススメです。また、カラーは見やすさ重視でチャート系を多用しております!
CASE②:中途半端に浮いているとき
次に中途半端に浮いてる時。
春の定番ミドストやホバストをやってるとルアーにつられて浮いてくる(チェイスしてくる)がやる気なく帰っていくバスを良く見かけると思います。こんな時は一転リアクションが効果的です。
ルアーにつられて浮いてきたバスは大体同じ場所に戻ったりその周辺にいます。少し間を開けて浮いてきた場所に入り直し投げるルアーは…「ワンテン+1 jr.」!!
ワンテン+1 jr.の使い方
狙ってるポイントよりも少し遠くにキャストして、ただ巻きで潜らせるんですが、大体フロロ12lb.で2mくらい潜ります。
で、しっかりと潜らせてからジャークを開始。2ジャークで2〜3秒ステイくらいのイメージです。すると中途半端なポジションで、やる気のないようなバスも目線や目線の少し上でメリハリをつけて動くルアーに惹かれてバイトしてくれます。
キモはきっちりステイさせること。
ステイする際、ロッドティップを自分の方に寄せたままにするとルアーは動いてしまいますので、きっちりとロッドティップをルアーの方に戻してあげることで簡単にステイさせられます。
またステイ中にあまりにも早く浮き上がるようでしたら、オモリを貼って調整してみてください!バイトは大体ステイ中なのでめちゃくちゃステイを意識してみてくださいね!
ちなみに僕がイチオシなカラーはWAGIN系などのフラッシングが強いカラー。よりリアクション要素を増やしてくれるためオススメです!
ボトムを意識している状況では…
少し冷え込んだ朝方など、ボトムを意識してる状況では「ボトルシュリンプ」のテキサスリグなどが有効。
狙う場所は水中深くまで刺さってるレイダウンなど、あくまでもバスがシャローに上がって来る際に寄り添ってこれるようなストラクチャーが狙い目です!
こちらはタイトにスローに狙うことが重要です。レイダウンなどに引っかかったらすぐに外すのではなく、ゆっくりゆっくりシェイクしながらハングオフさせてみてください!
CASE③:ボケーッと浮いているとき
そして最後は、あまり紹介したくない釣りなんですが…笑
狙うのは春特有のショアラインより少し沖でボケーっと浮いてるバス。しかもサイズがデカいやつ。
狙える条件は限られますが、こいつらを狙うのにオススメなのが「吊るし」なんです。
山出流「吊るし」
とにかく近くに吊るせるモノがある場合に有効。めっちゃ高い頭上にあるレイダウンでもなんでもOK。
バスより少し離れた位置がベストですが、最悪近くても大丈夫です。
吊るしてなるべく静かに着水させ(着水音で良く逃げるため)、ゆっくりとシェイクしながら目線の少し上くらいの位置まで沈めます。
そして、ひたすらにしつこくシェイク。5分くらいシェイクする時もありますが、目線のやや上くらいで一定の位置でシェイクすることで、そのままバイトを得られます。
オススメは4.5g程度の吊るし系スモラバに、「ボトルシュリンプ3inch.」か「ハゼドンシャッド3inch.」
キャストがしづらい場合にはトレーラーを重たくするため少し比重が大きめのワームを使ってみてください!
使用タックル
ルアー別の使用タックルはこんな感じです!
KARASHI
ライン:PE0.4号+リーダーフロロ5lb.
スパークシャッド
ライン:フロロ14lb..
ワンテン+1jr.
ライン:フロロ12lb.
ボトルシュリンプTX
ロッド:DESTROYER F6.1/2-67X tachyonshaft
ライン:フロロ16lb.
シンカー:7〜10g
吊るし
ロッド:DESTROYER F5st-65XS KAMEYAMASPECIAL
ライン:PE2号+リーダーフロロ16lb.
春といえばビッグバス。みなさんの釣行の参考になれば幸いです!
メガバス(Megabass)
1986年8月15日設立、静岡県浜松市を拠点とするルアーメーカー。デストロイヤーをはじめとする各ロッドシリーズ、各種バス、ソルトルアー、リールなど、あらゆるフィッシングタックルを輩出。 同社のCEO伊東由樹氏はアングラー、そしてルアー、ロッドデザイナーとしても有名で、同氏の手掛けるタックル&ルアーは実釣力の高さに加え、優れた機能美、造形美を放ち、国内外で高い評価を受けている。
からの記事と詳細 ( 【今の時期リザーバーでの選択肢】気難しいバスを攻略!メガバス山出篤の引き出しとは - LureNews )
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