バイデン米大統領は24日夜、ベラルーシ当局がライアンエア旅客機を強制的に着陸させて反体制派ジャーナリストを拘束した問題で、新たな経済制裁の手続きに着手した欧州連合(EU)の決定を歓迎するとともに、こうした行為の責任を問うための「適切な選択肢」をまとめるよう政権のチームに指示したことを明らかにした。
大統領は声明で、「外国を渡航中のベラルーシのジャーナリスト、ロマン・プロタセビッチ氏を移動させて拘束したことは、国際的な規範を直接的に侮辱するものだ」と指摘し、米国はこの行為を「最も強い表現で」非難するとした。
EU首脳がベラルーシ制裁で合意-領空飛行禁止、追加措置も準備
サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は24日、ベラルーシから国外に逃れている反政権派指導者のスベトラーナ・チハノフスカヤ氏と協議した。国家安全保障会議(NSC)のホーン報道官は発表文で、「サリバン氏は、米国がEUやその他同盟国、パートナーと共にルカシェンコ政権の責任を問う方針を明確にした」と説明した。
米議員らは24日、バイデン政権に対し、米航空機がベラルーシ領空に入ることを禁止するよう米連邦航空局(FAA)に指示することを求めた。
原題: Biden Orders U.S. to Develop ‘Options’ for Belarus Response (1)(抜粋)
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