レオ・メッシは、アメリカで数シーズンをプレーする意思を明らかにした。1クラブでの出場記録を持っていたペレはサントスで19年間プレーした後、アメリカに渡っている。今のところキャリアをスタートさせたニューウェルズや中国など、他の選択肢で勝負するという考えは脇に置いておいた方が良いようだ。
今現在、メッシは来シーズン、FCバルセロナ、マンチェスター・シティ、パリ・サンジェルマン(PSG)、メジャーリーグサッカー(MLS)の4つの選択肢を持っている。彼がどこに行くか見守る必要があるが、考慮するべき点は2022年12月にカタールW杯があるということだ。
■バルサに残留する
バルサに残留することは、選択肢の一つだろう。前回のインタビュー以降、その可能性は大きくなっているようだ。
バルサのエースは、選挙を待って新会長に会い、将来のためのプロジェクトを知ることを明確にした。この会話の結果から、退団がカタールでのワールドカップの直後か、それともあと数シーズン続ける価値があるか、あるいは6月30日にバルサでの生活に終止符を打つか、決まるだろう。
■ペップ・グアルディオラの勧誘
ペップ・グアルディオラ監督はメッシがピッチ上で楽しめることを保証し、クラブもタイトルに近づきたいと考えている。バルセロナでタッグを組んだことを思い出し、それを繰り返す可能性は十分にある。
さらに、スペイン人監督はシティとの契約を2023年まで更新しており、メッシの今後のプランと合致する。シティは既に昨夏に獲得を検討し、交渉もしていたとされている。そして、メッシがしばらくの間、プレミアリーグを楽しむチャンスを与えてくれそうなピースが揃っている。セルヒオ・アグエロの存在は、シティを選ぶ際のポイントになるかもしれない。
■ネイマールとの再会
ペップがシティに勧誘するのならば、ネイマールも同じことをする。ブラジル人FWはすでに来年はメッシと一緒にプレーしたいと語っている。バルサにネイマール獲得の資金がないならば、PSGがメッシを獲得しないとこれは実現しない。
PSGがメッシを獲得すれば改善しなければならない問題がある。アルゼンチン人FWの給料は非常に高いため、どうにかして下げざるを得ないだろう。また、ネイマールもキリアン・エムバペも2022年に契約満了を迎えることから、どちらかが移籍する可能性はある。そしてPSGは、リヴァプールもレアル・マドリーもフランス人FWのためならどんな額でも支払う可能性があることを知っている。
■アメリカ行きの可能性は...
以前メッシはいつかMLSに行きたいと語っていた。問題はそれがどのタイミングかということだ。そこでの給料がメッシが稼ぐものよりはるかに低いことを考えると、今移籍する可能性は低い。さらに、ワールドカップ出場を目指していることを考えると、パフォーマンスに影響を与える可能性があるため、タイミングは今ではない気がする。
2023年には親友のルイス・スアレスがマイアミに行く可能性があるという話が出ている。その頃には可能性が大いにあるだろう。今のところ、メッシのMLS行きの可能性は低いように思える。
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