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Thursday, December 3, 2020

F1技術解説バーレーンGP編(1):グロージャンを救ったヘイロー。53Gの衝撃もコクピット内を守る - オートスポーツweb

F1技術解説バーレーンGP編(1):グロージャンを救ったヘイロー。53Gの衝撃もコクピット内を守る - オートスポーツweb

 2020年F1第15戦バーレーンGPでのアクシデントで、ロマン・グロージャンの駆るハースは、FIAによれば時速220kmでガードレールに激突し、衝撃は最大53Gに達したという。その瞬間、マシンはガードレールの2枚の隙間を押し広げる形で突き破り、支柱によって進路を遮られて右方向に激しくスピン。モノコックとマシン後部が、真っ二つにちぎれてしまった。

 それでもグロジャンの命が助かった最大の要因は、ヘイローの存在だった。2018年からの導入に際しては、見た目や効果への疑念などから、反対意見も少なくなかった。しかしこの1基15000ユーロ(約180万円)のデバイスが、ガードレールのコクピット内への侵入を防いだのは間違いない。

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2020-12-03 22:26:00Z
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