西武内海哲也投手(38)が743日ぶりとなる移籍後初白星を手にした。2度目の先発マウンドで5回2安打無失点で好投した。6回に味方が先制し、勝利投手の権利を得て交代。75球を投げた内海の両足太もも裏はつっていた。

降板後、内海は「初回、2回と先頭打者をフォアボールで出してしまいましたが、全体的に粘り強く投げることができたと思います。柘植とはファームで何度もバッテリーを組んでいましたので、自分のいいところを引き出してうまくリードしてくれました。最後は両足のハムストリングをつって降板してしまいましたが、先発投手として次はこのようなことがないようにしたいです」とコメントした。

前回先発登板した8月22日オリックス戦(京セラドーム大阪)では2発に泣き6回4失点で白星を逃していた。巨人時代の18年9月21日DeNA戦以来743日ぶりの白星。通算134勝目となった。

▽西武内海(試合後のインタビューで)「去年、人的保証で入って期待されてきたんですけど、何にもできず、1軍登板もできず、辛い思いばっかりしてようやく勝てたなと思います。辛い思いはしてきたんで、与えられた試合でベストを尽くしてようやく貢献できたんで、これを何回も続けられるように頑張りたいです。ようやくライオンズの一員になれたと思います。これからどんどん活躍できるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」