レッズ秋山翔吾外野手(32)が、ダルビッシュ有投手(34)から日米通じて初安打を放った。6回先頭での第3打席。見逃し、3球ファウルのカウント0-2からの5球目、内角高めの96・5マイル(約155キロ)速球を右前に運んだ。ダルビッシュからの初ヒットは、19打席ぶりの安打ともなった。

日本では、西武1年目でダルビッシュのメジャー移籍前年の2011年に対戦。公式戦では2戦で5打数無安打、同年のクライマックス・シリーズ第1Sでは2打数無安打だった。

この試合は「7番中堅」でフル出場。ダルビッシュとのメジャー初対決となった2回2死一塁で迎えた第1打席は、初球をスイングした際にバットが捕手のミットにかすり、打撃妨害で出塁。4回2死走者なしでの第2打席は、カウント1-0からの2球目を打ち、投手前へのボテボテのゴロ。この打球をダルビッシュが捕球し損ね(記録は失策)、出塁した。

試合はカブスが3-0で勝利。ダルビッシュは6回を7安打8奪三振の無失点に抑える好投で、6連勝(6勝1敗)を決めた。