ヤクルト小川泰弘投手(30)が15日、DeNA11回戦(横浜)でノーヒットノーランを達成した。135球、打者32人、3四球、10三振。19年9月14日、中日大野雄以来、プロ野球史上82人、93度目の記録達成となった。

球団では、ガトームソンが06年5月25日楽天戦(神宮)で達成して以来、14年ぶりの快挙となった。

両手をたたいて喜んだ後、マウンド付近でチームメートから水をかけられた。「捕手の西田が強気のリードをしてくれた。5連敗中で苦しい毎日でしたが、気持ちで前に出ることを忘れずにやっていた。(意識をしたのは)5回ぐらい。そんな簡単にはいかないと分かっていた。向かっていく姿勢だけを意識していた。ファンの皆さんのためにも、いい投球ができてよかった」と話した。