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Friday, July 31, 2020

ベッテル、今後の決断はまだ急がず「最善の選択肢を自分で決めたい」 - Motorsport.com 日本

 フェラーリが契約更新を拒否したため、4度のF1王者であるセバスチャン・ベッテルは今季限りでチームを去ることになった。

 ベッテルは、来季アストンマーチンF1に名称を変えるレーシングポイントと交渉中であり、フェルナンド・アロンソのF1復帰が決まるまではルノーとも話し合いをしていたようだ。

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 motorsport.comが、ベッテルに将来についての決定がなされる時期について訊くと、彼は「答えはない」と語った。

「それが分かっていれば答えるつもりだけど、現時点では分からないんだ。おそらく辛抱強くもう少し待つというのが現実的だろう」

「それには数週間、あるいはそれ以上長くかかる可能性がある。繰り返すけど、時間がかかるものなんだ」

「僕が過去3週間、または前の3戦で言ったことと何も変わっていない。僕は急いでいるわけではないし、自分にとって正しい決定をしたいから、それに時間をかけるんだ」

 ベッテルはこれまで、2021年に向けて新たなチームへの移籍、サバティカル(休養)、F1からの引退といった選択肢を採る可能性があると語っている。

 彼は自分の将来を決める上で、可能な限り自分の手でコントロールできるかという点を重視しているという。

「僕は長い間(2007年~)F1に参戦してきたから、多くの人を知っている。それが助けになる」

「でも僕にとって最も重要なことは、それがどんな決定であっても、自分にとって正しい決定をするということだ。それが100%正しいことなのかどうかは時間が経たなければ分からないけれど、僕ができるだけ多くのことを自分でコントロールして、結論を出したい」

「急いで決めてもいいことはないと思うので、時間がかかる。いつ答えが出るかも言えないし、それが何かも答えられない」

「でも明らかに問題になっているのはF1に残るかどうかだ。僕の交渉スキルの点で、何かトリックをする必要があるとは思わない」

「僕にとっては新しい状況、新しい挑戦になるのは事実だ。なぜなら、移籍してF1に残るのか、何か別のことをするのかを決めるからだ」

 ベッテルは自身の能力については心配していないと強調した。

「僕は体力やドライビングなど色々な面で、これまでより劣化しているとは感じない。フィーリングはとても良いし、適切なパッケージが与えられれば、より多くのものをもたらすことができる」

「それは選択肢が何かにも依る。今後を見据えると、2022年には大きなルール変更がある。それは非常にエキサイティングなことかもしれないし、そうじゃないかもしれない」

「スポーツのファンとしてはF1が良くなることを望むだろうし、僕もそうだ。僕がそこにいるかどうかに関わらず、僕には分からない」

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