TOKIO長瀬智也（41）が、来年3月いっぱいをもってジャニーズ事務所を退所し、グループから脱退することが22日、分かった。 来年4月以降はフリーとなり、裏方としてクリエーターに転身する。また、城島茂（49）国分太一（45）松岡昌宏（43）はジャニーズ事務所100％子会社の「株式会社TOKIO」を新たに設立。リーダー城島が社長、国分と松岡が副社長となり、TOKIOは3人で存続する。

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近年、芸能事務所からのタレントの退社や独立が相次いでいる。松岡は「我々がとやかく言うことじゃないですけど」と前置きした上で、芸能界の現状について語った。

「自分たちがデビューした時の芸能界とは、全く変わっている。今はSNSもあるし、子供の夢がユーチューバーだし、さまざまな形が出てきた。だから、おかしいとは思わないです。そりゃそうだよな、と」

ジャニーズ事務所からも、長瀬だけではなく、この数年で複数のタレントが退所、独立した。

「いろいろなパターンがある。そこでいちいちうちの会社がどうこう言う時代でもないと思います。今の20代の子とかは、自分から名前も売らないといけないし、大変だと思いますよ。我々の時より、選択肢がすごく多いですし、誘惑も多いと思いますから」

芸能事務所が節税対策でグループ会社を設立したり、独立したタレントが個人事務所を作ったり、マネジャーなど社員が独立して新たにタレントを手がける形はしばしばあるが、タレント自身がグループ傘下に新会社を設立することは珍しい。国分は「ありがたいことに、僕らには『ものづくり』というイメージがある。事務所から独立している人が多くいますけど、違うチャレンジがあってもいいんじゃないか」と話した。「新会社づくり」は、TOKIO流の自己プロデュース手段なのかもしれない。【横山慧】